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海の前のワイファイカフェ、グルはワイファイが凄く遅くて、しかも潮風が強く吹きつけ私のコンピューターが飛びそうなので押さえつけて。日記の写真の上がりをまっている間に、片手で夕日撮影と言う、なんだか神経がぶち切れそうなことをカプチーノを飲みながらしていたので、ぼろぼろに疲れた。ここアジュナビーチではアゴンダビーチでの心の静けさは手に入れられないようだ。

 

今日は、お隣のヴァガドールビーチに行ってきた。まず、朝はアジュナの裏道を探検。表道がビーチでそこには外人とインド人の観光客が居る。裏道は、観光業を生業にしている個々の人たちの生活の店や、住居や、教会や寺院がある。のろのろと歩き、観察すると実に面白い。床屋、チャイ屋、バイクの修理屋。外人長期滞在者はここら辺に住んでいるらしく、ヒッピーまがいのおじさんが、インド人に混じってチャイをすすっているのが奇妙に調和しているのが面白い。旦那が綺麗に焼けたからだの写真をフェイスブックに立ち上げたいと言うので撮影しながら歩いた。いい写真が一枚取れた。でも凄いマッチョに見える。ここにも載せるが、彼のフェイスブックでもうすぐ見られるだろう。

 

それからおもむろにお隣のヴァガドールビーチにトクトクで行った。ひとつビックリしたことがある。そこは、私が来たかったビーチであった。夢は必ずかなうものだ。去年コルバビーチから、北ゴアのビーチめぐりと言うツアーに参加した。一日で6箇所ぐらい回るめまぐるしいもので、つまらないビーチも混じっていた。その中で、ここにとどまりたいが時間が許さなくて写真だけ撮ってきたビーチがあった。名前さえも定かにならなかった。

 

それが今日たまたま隣だから行ってみたビーチ、ヴァガドールビーチだった。

 

それも海側に向かって右側ではない。左側のビーチだ。右側に行ったら、時間切れでバスの集合時間になったのだ。左側のビーチに気がついたのは最後の瞬間だった。そこが凄くいいのだ。急いで写真だけ撮った。ここに来たかった。。憧れのビーチだった。夢は必ずかなうものだ。それも偶然に。岩の景観が適当にありながら、ホワイトサンド。そしてたっぷりと椰子がなっていて、南国情緒が漂う。海の前のカフェでお友達になったフィリピン人でフランス人の夫を持つマリア。。ハンピで私が寺院で踊って美しかったと話しかけてくれたイタリア人たちなどと楽しく時間を過ごした。ヴァガドールビーチ。。。

 

今度はゆっくりここに泊まりたいものだ。

 

夕日に間に合うようアジュナに帰って来た。アジュナの騒がしさにやっと慣れて自分も騒がしくなった。。。夕日を拝むように神聖な気持ちで眺めたあのアゴンダビーチが夢のように遠くに感じる。