Le 20 février 2012 Kochi :

今日はコチを去ることになった。 
まだ15分ぐらい時間はあるし、今日はかけないだろうからちょっと書いておく。 

昨日の夜はやっとこの土地でおいしいレストランを見つけた。やっぱり人がいっぱいであるという目安で見つけるのが一番正しい。においって手もあるが。。 

舟の旅で一緒になったイタリア人家族と会った。彼らも私たちもちょっと気に入っていたら運命か。。あってしまった。ということで大いに喋って、ミラノに招待された。こちらもパリにどうぞどうぞと。楽しかった。やっぱりヨーロッパマインドってやつが心地よいのである。なんつーか喋りまくりって言うやつ。おいしいものがすきって感じで。 

朝は、また咳き込んだ。2回ぐらい咳が止まらないのがやってきて大いに困る。もうこうなったら祈りみたいなもんで、いや、クソったれと英語で咳き込みながら言うという感じでわたしの朝は明ける。旦那は私の咳で今日は起こされたのでやっぱりクソッタレといってるので、隣でこの会話を聞いてる人はさぞかし迷惑だろうなあと思った。==でも結構隣の会話が聞こえないので私たちのも聞こえないと思う。 

うまくことが運んだら今日の夜書き足すか。。。明日また書き足すか。。。いや、バスで寝るかもしれない。 
また冒険である。 

続き 
旦那が病気だそうです。言い方が面白い。「僕は君みたいに病気だって大騒ぎしないよ。でも病気なんだ。」時々お腹がきりっと痛くなるみたい。痛そうな顔するのに痛くないという彼。「どこでも僕は病気でストップしたことはない」というのに歩き方は明らかに病気。しょうがないから、いっしょに、だらだらしてあげることにした。病気じゃないとタンタンのように飛び跳ねるんで、それに付き合うと疲れる。病気のときぐらいしか休めるチャンスがないので、大いに利用させてもらう。コチの周り残した部分は、まあ、いいか、この際と思う。 

ということで、私が一度行きたかったが、なんだかチャンスを逃したカフェに行く。デコが素敵。ヘリテイジの建物だから、窓際の席がヨーロッパのお城によくある椅子付窓だ。いいなあ、というと、ニームのアパートがそのように改造できるかもしれないという。窓の壁が嫌に厚いのだ。旦那は、何回もトイレに駆け込む。私は窓の外を眺めながらボーとしていた。暑苦しい風に混じって時々涼しい風が吹く。

それからたっぷりと時間はあるがゆっくりバス停まで移動することに。まずジェッティというフェリー乗り場までトクトク。このお兄さんがとってもさわやかな笑い顔をする。心の底まで澄んでいるような感じの人で、着ているもののセンスがあり、若くて、ナイスだった。今まで出一番安いトクトク値段、30ルピー。正直者でもある。写真を撮らせてもらった。 

フェリー乗り場は女用列があり、男用列に比較するとかなり短い。切符は2枚まで買える。へんなシステム。フェリーに乗るまではまるで、競争。誰もが座りたがる。なぜか中央のエンジンをカバーした立つ部分はまるで人気がない。ということでここには席とり競争にインド人に絶対勝てない白人旅行者が荷物を置いて立っている場所となるようだ。中央のエンジンをカバーした立つ部分は、エンジンの管理をするドライバーが横にいる。手すりにお猿さんみたいにぶら下がっていたら注意されてしまった。舵を取る人はもちろん船の先頭にいる。乗ってる人は100人ほどなのに救命具は50ほど下ぶら下がっていない。ここで沈んでほしくない。救命具取り競争にはインド人としたら絶対負ける自信がある。 

それからバス乗り場にトクトクで行く。荷物を預けた。2時間で20ルーピー。 
それから街を歩くかというが、旦那は50メートルまで行かないうちにトイレに行きたくなる。ホテルのレストランに入って冷房で涼むことにした。ここはインド人地区で観光客地区ではない。だから高級レストランのメニューの値段が観光客用の外にあってテラス風で汚いレストランと同じ値段になるのが面白いところだ。インド人が高級というのは、昼間だったら夜みたいにくらい清潔なレストラン。冷房があるって言うのも高級さを示すポイントだったりする。やっぱりインド料理だったらこっちのレストランのほうがおいしいに決まってる。やっぱり外人は自国風西洋風料理がお好き。私は、インド料理が美味しくて蚊がいないレストランが好き。だから難しい。インド人と西洋人の中間にいるのが私だ。 
こんなことを考えながら、たまねぎのフライしたものを食し、チャイを飲んで、ダラダラしていた。中華のチョップスイがメニューであったので面白半分に食べてみた。揚げた麺にハヤシライスの具がかかってるような面白いものが出てきた。どうもインド人もフランス人と同じように、人の国のメニューを自国風に変える癖があるらしいと読む。旦那は頻繁トイレに忙しい。 

それから、超高級な長距離バス、ということで予約したバスは。。。30年前の超高級な長距離バスのお下がりを日本から買ったんだなと思えるぐらいぼろかった。トイレなし。トイレが当然ついているものだと思った旦那はかなりショック。大体移動というのは疲れるもんだ。超高級にビジネスクラスに乗ったって12時間も乗ってれば疲れる。このバスは。。いわゆる地獄の1丁目。旦那は時々止めてもらって、草むらでビービーやっていた。私は、そのたびに起こされるので眠りが浅い。その上、高級のはずのブランケットはなんだかくさかった。それでも冷蔵庫のような冷房には勝てなくて、巻きつけたらノミがいた。それでも冷蔵庫で次第にノミも蚊も活動をやめる。が、交通渋滞で音がうるさい上に、座っている上からは、インド映画のうるさい音楽ががんがんと響く。しかし、それは11時に終わる。ところがバスは渋滞後は1山も2山も越えるのであった。運転は乱暴。速い。しかも坂道180度くねり道をがんがん飛ばす。然るに、私は、これはジェットコースターだったのねと気がついた。体は飛び上がるし、横に振り落とされそうになるし、リクライニングシートから滑り出して前に沈み込みそうになる。気持ちが悪くなって何回も祈った。寝てしまえばきっと大丈夫と。。寝てしまったらまた咳の攻撃にあうかと思ったら大丈夫であった。それがラッキーな点といえば言える。周りには私と同じような咳き込み方をしている男性がいた。旦那がなったようにくしゃみばかりする男の人もいた。これは結構流行病? 

地獄の冷房つきジェットコースターの旅行は朝8時に終わる。私達は新しい都市、マイソールにつく。海抜770メートルの高原にあるマイソールはインド人の避暑地でもある。トクトクについていくのはけって、とにかくチャイを飲みにレストランに。。そこにもやっぱり客引きが来たのだが、彼もけって、ガイドブックから見つけたホテルに公共システムのトクトクを利用して向かう。このホテル旦那はあまり好きではないみたい。でも私はここでいいジャンと思ってる。清潔で設備がちゃんと起動する。旦那は熱いシャワーを浴びたあと寝てしまった。お腹ビービーもちょっとは収まったようである。私は汗まみれのものを洗濯する。 

旦那の病気治るといいね